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シンプル・イズ・ベスト

takuji_mezawa

※右の画像はWikipediaパブリックドメインで公開されているものです。(リンク)

子供の頃、自分の能力など関係なしに夢を抱くものだが、かくゆう自分もそのひとり。
むかし医者になりたくて、人体図鑑などその手の本を親に買ってもらっては読んでいた。今は夢から覚め?別の仕事を生業としているが、NHKスペシャルなどで番組などを好んで見ているのも、何となしに興味がまだ少しはあるようだ。

そんな昔話より「シンプル・イズ・ベスト」についてなのだが、つまり遺伝子がその最たるものだと私は実感している。

4種類の塩基(アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T))*1の組み合わせにより、様々な組織を生成/構成するこの設計図(書)は、ものは違えど設計/製作(構築)に関わるものとしては非常に興味をそそられるものなのだ。

オブジェクト指向では、クラスもしくはインターフェースを単位として、様々なオブジェクトを生成/構成し、振る舞いを発動させる。そしてオブジェクト同士の相互作用によって様々な効果もだそうとする。これは、4つの塩基によって行われている行為と似ていると(勝手に)解釈している。人体は非常によく出来ているわけで、その内容は非常に複雑を極めているのは周知の事実だ。

自分のやっていることに立ち返ってみるとどうだろうか・・・。

結果は惨憺たるもの。常に「シンプル・イズ・ベスト」を心がけながらの対応のはずが、いつのまにか、余計なところで複雑さを増していく。1固体がシンプルであればあるほど、複雑性を実現する場合においては、その効果を発揮しやすくなると考えている。インターフェース設計がシンプルであり、オブジェクトの責務がシンプルであることは、その先に目指す複雑性の実現は、それほど難しくないはずだと考えている。

人体を構成する細胞は、核やミトコンドリアなど最小構成でなしている。要はシンプルなのだ。それが億単位で構成されるや、小宇宙と比喩されるほどの、深淵さを具現化する。しかし、それらを構成する部位は、やはりシンプルなのだ。

今、フレームワークを設計/構築しているのだが、「シンプル・イズ・ベスト」を、もう一度キモに命じてEclipseに向かおうではないか!


いざ、小宇宙へ!!(違うか!)