リファクタリングの愉悦
散文を書き散らかすこと甚だしく、推敲もなにもあったもんではないが、プログラムの推敲(リファクタリング)が好きだ。
時間が許せば、何回でも見直していじってしまう。
パッと見て、見た目や流れやタイミングなどなど、気に入らないところがあると気持ちが悪くて仕方がない。
そういえば、自分はテストを何回も見直す子供で、大学受験のときまでそうだった。昔、大型計算機でバッチプログラムのコードを書いていたときは、キレイに書かなくては、自分の身が危険だと思っていた。スッキリしていないコードは、大量のデータ処理に耐えられない。
多くの仲間と仕事をしていると、露骨にリファクタリングが嫌いな人がいたりする。なんで動くものを直さなくちゃいけないんですか?という理屈は分からないでもない(大抵のプログラムは、作って動いたらそのまんまなのだから)。
もしかしたら、自分は神経質なのかな、とも思うが、自分で書いた「作品」を眺めるのが好き、という「超自己愛の持ち主」なのかもしれない。