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計算機はHappyにつながるか?

tetsuya_odaka

あいかわらず、openBusinessSuiteを書いている。もう1カ月以上になる。
顧客管理と受注部分の骨格ができてきたので、1回公開しようかと思ったが、コードの質が不十分なので、続いて発注部分を書き始めた。
受注と発注があったら在庫管理が必要なので、そのあたりまでできたらアルファリリースしようか、と思ってる。

青臭い問いなのだが、mezawa氏に「コンピュータで人はHappyになるのだろうか?」という質問をしてみた。
答えは「否」。
だが、20年も計算機で仕事をしてきて、それではさびしすぎると思った。
現場に身をおくと、20年も前から変わらず、計算機は「コストカッター」の道具と見られる。自分が社会にでた頃は、「紙を削減せよ」、「人を削減せよ」というのが命題になっていて、自分自身、(特に後者について)相当に悩んでしまった。そんならやらない方がいい、と若い自分は本気でそう思っていた。

考えてみれば、テイラーが仕事に生産性の概念を導入してフォードがそれを発展させ、その延長線上として、みんなが中流階級になれたのだ。工業が発展するというコンテキストの中では、生産性の向上はHappyのキーワードであったわけだ。

社会背景が大きく変わって、計算機も汎用機からタブレットやモーバイルに移行している。
コストカッターの命題は変わらないにせよ、計算機をHappyのために使いたいと考える今日この頃である。