EzoGP Team Blog

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一番重要なサブ・プロジェクト

tetsuya_odaka

ずーっと頭にはあるのだが、一番重要なサブ・プロジェクトが進展していない。
名前はHalnylae(はるにれ)という。

EzoGPからdistributeしようとしているプロダクトは、今のところ、Syracava(Javascript+JavaEEの開発基盤)、Myznala(Javascript+PHPを使った開発ツール)の2つ。
メンバーが少ないので、どちらもギチギチの状態になってしまった。

EzoGPを発足した際に、フレームワークのような有り体のプロダクトを提供するだけでは物足りない、と思った。
EzoGPは北海道発のプロジェクトではあるが、実際には北海道、東京、埼玉のメンバーで構成されている。いうなれば、遠隔地開発。だから、SyracavaやMyznalaで得られた知見を、「実践」としてまとめたいというのが1点。チームワークを要求する、アジャイル開発の遠隔解発版とはどんなものであるか、を実感してみたいというのが1点。

最近は、こういったことを支援するためのIDEなども出始めたし、研究結果なども存在するのだろうな、とは思う。だが、本を読むより実体験をもとに帰納的な成果が得られれば楽しい。

遠隔地開発を行う上での1つのポイントは、開発者間の契約と、その更新のサイクルだと思う。
そのためには、インターフェイス指向設計とTDD(テスト駆動開発)、CI(継続的統合)は(最低限)必須だと課題提起はしてあるのだが、いかんせん、目先の開発に手が動いてしまう。
先日のログに書いた「mezawa氏との激論」も、こういったサイクル定義と道具立てができていれば、ある程度は回避できたのかもしれない(これは、一つの教訓)。

どうやって進めていくか。(落穂拾いのように)成果を拾っていくか。
まだしばらく頭を悩ませそうだ。