OpenPTAから小物をインキュベート
takuji_mezawa
今、EzoGPで私が活動しているものの中にOpenPTAがある。PHPベースのWebアプリで、流行りのクラウドとかではない。OpenPTAの中でモバイル端末で利用する仕組みなので、JavaScriptも使わず、PHP+Dwoo*1で作っている最中。データベースはSQLite2を使用。実は公開/運用しようと思っていたホスティングサーバー上のデータベース(=MySQL)がInnoDBを未サポート(=つまりはトランザクション制御ができない)だったことが途中で判明し、急遽SQLite2に変更。SQLite2はPEAR/MDB2でアクセスするようにしている。
で、何が”小物”かといえば、SyracavaPHPがそれにあたる。EzoGPでの活動の大きなものとしてSyracavaサブプロジェクトがある。いずれもGoogleCode上で開発中で、Syracavaについては、
- SyracavaMVC
- SyracavaEE
の二つをアルファリリースしようと作業を進めている最中である。このSyracavaはエンタープライズを意識したアーキテクチャとなっている。いずれも3〜4レイヤーをコア・アーキテクチャとしており、DIxAOPやO/Rを活用した汎用アプリケーションフレームワークになる(はず)。いずれもDWRを使ってAjaxへの対応も実装中である。
いずれのフレームワークもリリース作業が完了したらSourceForge.JP側から公開、ダウンロード可能にしようと思っている。
先述のSyracavaPHPだが、このエンタープライズなSyracavaを小さくして、L.Lで動作する”ライトウェイト”なSyracavaもいいな、的にOpenPTAを始めるときに頭をよぎったのが、そもそものきっかけだったのだ。
実のところ、EzoGPではPHPベースのフレームワークMyznalaというのが、既にEzoGPのSourceForge.JPからアルファリリースされているので、EzoGP内で競合するような感じになっているような気もしないでもないけど、
・・・作っちゃいました。
SyracavaPHPの今は、OpenPTAモバイル版にて構築作業を並行進行させているので、リリースする時には、整理をしてフレームワークのみの形にしようと思っている。といってもさほどいじる状態ではない(はず)ので、今の作業が一段落すれば、アルファリリースまでそれほど時間はかからないと思っている。
SyracavaEEやSyracavaMVC、SyracavaPHPなど、Syracava関連については、改めてログにしたいと思う。
- EzoGP ホームページ:http://ezogp.sourceforge.jp/
- EzoGP OpenPTA (Google Code): http://code.google.com/open-pta/
- EzoGP Syracava (Google Code): http://code.google.com/syracava/